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-2006年08月30日の道楽日記-

学びが多いゲームだった。

そう言えば最近、元祖道楽王の鴻上尚史さんが本書いたG・O・Dってゲームをやったのね。

なんだか当時はクソゲーって言われてたみたいだけど、いい感じにドラクエとFFをオマージュしてて、とっても面白かったけどなぁ。

そう、例えて言うならば私が書く芝居の台本のような、そんなおちゃらけ感がたくさん詰まってて、すっごく良かったんだよね〜。

PS版をやったんだけど、その割には画面の切り替えのテンポもすごくよくて、快適にゲームが進められたのもよかったしね。

あと、なんていうかな、鴻上さんが芝居を作る過程で学んできたことがいっぱい詰まってたというか―


鴻上さんは、劇団(第三舞台)を旗揚げした頃、芝居の稽古の中で、さまざまな角度から人間を理解しようと試行錯誤を続けていたそうな。
当時は、『どうして演技には嘘が多いんだろう』というテーマでエチュードをし続けたんだそうな。
(エチュードってのは、即興で話を作っていく稽古のこと)

そうやって、人間を理解しようと1年中、続けていた稽古で発見した方法の中に、何年か後に流行りだした自己啓発セミナーのカリキュラムや新興宗教の大袈裟な儀式、それらのすべてがあったそうなんです。

そうやって、本当の意味でのリアルな演技を追い求め続けた日々から学んだことが、このゲームには、さりげなくだけどいっぱい詰まってるような気がしてならないんだよね。

10年前のゲームにしては、すごくいい作品なんじゃないかな?って思いまする。


そうそう、文中に引用した鴻上さんの言葉は、冒険宣言―モダン・アドベンチャー・フェスティバルの中の、”文庫版あとがき”ってところに書いてありました。

その内容に、私はすごく心揺さぶられたんですよ。
演劇人じゃないとなかなか理解できない内容ではあるんだけど・・・いやはや、感動しましたね。
すごく。

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