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-2007年01月25日の道楽日記-

指揮者って、

プロフェッショナル仕事の流儀。
今日のプロヘッショナルは、指揮者の大野和士さん。

・・・すごいね。

いや、すごいよ、すごかった。

指揮者って、正直言ってどんな立場なのかよく知らなかった。

でも、指揮者ってまさに演出家でプロデューサーなんだね。

自分自身、同じようなことをしてた身として考えてみると、
あれほどの重圧がかかる状況下で、決断と、メンバーを引き連れて、
公演の成功に向かっていく力と、そういったものを発揮できるのか。

うわー、恐ろしい。

ホント、公演直前にメインの女優が病に倒れるなんて。

こんな怖いことはないよねぇ。


なんかね、作品と会話してるときの大野さんと、
危機に直面したときに、落ち着いて的確な判断を下してる大野さんを見ていたら、

「この人は天と地と、両方につながってるんだ」

なんか、そんな感じがしましたね。

すごいわ、感動した。


追伸。

「幕が開く」っていう言葉に、
ドキドキとワクワクと、どうしようもない恐怖と重圧感を感じるのは、
舞台人独特の感覚なんじゃないかなぁ、って思う。

でも、その感覚がやめられない快感でもあるんだよね。

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