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-2007年02月03日の道楽日記-

レビュアーのためのワークショップのレビューを早速書いてみる(長い)

「レビュアーのためのワークショップ」というのに行ってきました!

『ってか、レビュアーって何?』
「レビューする人ってことじゃないの?」
『いや、だから、レビューって何?』
「し、知らん(-_-;)」


・・・レビューっていうのは、評論とか、批評。書評。って意味らしいです。

実は、この手の演劇系のワークショップに行くのって・・・
はじめて・・・かなぁ?

インプロが演劇系ではないとしたら、たぶん初めてだよね。
だから、どんな感じのモノなのやら、ドキドキしながら行ってきましたよ!


行く前の想像としては、ほとんど演劇人ばっかりなんじゃないかなぁ?
って思っていったんだけど、なにがなにが。

結構普通の人っていうか、普通の観劇オンリーの方もいらっしゃるんですね。

芝居やってる人って、芝居を見る「だけ」の側の人とは、あまり知り合いになる機会ってないと思うんだけど、芝居を見る側のことが知れたのが収穫のうちの1つで。

もう1つ、いちばん大きかった収穫は、
作家(表現者・演出家)っていうのは、自分自身がどういう理屈でイメージを形にしてるかっていうのが、わからないものだっていうこと!(わかりづらいな(-_-;))

わかりやすくいうと、自分がなぜこんなものを作ってるのかを理解してないってことなのです。

私は実は、みんな理解して作ってるものだと思い込んでて、
私自身が、どうして自分が作りたいものを作ってるのかとか、どうしてこんなものを作るんだろう?っていうのが全くもってよくわかんなくて作ってたフシがあったんだけど、
それが全く普通の感覚だってことがわかったことに超感激だったのですよね(笑)

もう、自分で書いててもなんだか意味がわかんない感じになってきてますが(^^;

要するに、表現者は何かの理屈を持って表現してるわけではなくて、
ただ頭の中から浮かんできたものを、根拠のない自信を持って、カタチとして出してるわけなんです。

そう、理由はないけど、イメージは絶対的なわけなんです。

それを、見る側の人が言葉を通して表現し、そういう見る側のフィルターを通した言葉を受け取ることで、
そこで初めて表現者は自分自身の表現の理屈やら意味を知ったりするわけなんですってよ。

いやー、まさにそうだと思いますよ。


表現者とか芸術家っていうのは、結局のところ無意識(潜在意識)と手とが、顕在意識を介さずに直接つながっていて、
そこに特に意味をもたせることや、そういう必要性もなく、本能の導かれるままに表現のカタチとして吐き出していく生物なんだろうなぁ。
なんて思ったり、再認識したり、ホッとしたり(笑)


いや、そういう意味では学びと気付きが多かったセミナーでしたね。


・・・って、「レビュアーの」ってところはどうなったんだ?
って話ですが(^^;

どうやら私は、見る側というよりも作り手側の意識があまりに強すぎて、
素直にレビュアーとしての評論が書けるようになるのかはちょっとアヤシイですが(笑)

まぁ、今後もこのワークショップに参加していく中で、
見る側の視点も身につけていければな〜って思う次第でゴワス。

それ用のブログも新たに始めることにしたしね(笑)

▼道楽王くっぴーの芸術鑑賞記「いや、私もホントは表現者ですって!」
http://www.dorakuou.com/artreview/

・・・あ、まだ1ヶも書いてないから、見ても意味ないからね(笑)

ちゅーわけで、いつも感覚だけで文章を書いてるくっぴーが、
論理的に筋道立ててレビューに挑戦する今回の企画!(企画だったのか(笑))
乞うご期待っ!!


▼レビュアーのためのワークショップ
http://reviewer-workshop.cocolog-nifty.com/

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